2年ぶりの積雪に惑わされる・・・。
ところで、この記事は964cupさんの記事、「ポルシェが嫌いだった」に関連しています(笑)。
僕の996は今年車検です。今月末にはCREFに出すことになっています。ここ数年というもの、ほぼ2年間でスポーツカーは乗り換えてきました。車検を通したスポーツカーはゼロだったのです。なのに996は車検を通すべく準備しています。気持ちが離れるまでが短い僕にとって、これは画期的な出来事です。断っておきますが、964への浮気心は今も燻ったままです。良い出物がないか、毎日のように目を光らせています(笑)。でも、「思い立ったら即実行タイプ」の僕が964に走らないのは、996を手放すことに後ろ髪を引かれているからに違いありません。
暇に任せて朝からNET上を徘徊し、964cupさんのブログを訪れたわけですが、「ポルシェが嫌いだった」を拝見してまず感じたことは、同じ911乗りにも関わらず「RR」「空冷」「床からペダルが生えている」のいずれも「理解できない」ということでした。僕の996に対する理解は「MRのような挙動を示すRR」「今まで乗ってきたクルマと同じ水冷エンジン」「国産車と同じペダルレイアウト」です。だから、いずれも理解できない(笑)。同じ911だというのに、まるで全く別のクルマのようです。964に乗り換えたら、また一から時間をかけて964に慣れていく必要がありそうです。
今現在996に感じている不満は「やや大きく感じるボディサイズ」「白というインパクトに欠けるボディカラー」だけです。964cupさんの仰る通り996も「タフで速い911」であることに間違いはありませんし、それでいて基本的に気難しいところはなく、とても気楽に乗れるクルマだとも思います。「磨いて、鑑賞して、見せびらかす(笑)」という楽しみは個人的には感じませんが、ドライブやサーキット走行においては何も不満はありません。加えて、まだ僕はサーキットでの「タイム」にこだわっている(笑)。僕は「そのクルマと共に生活し、クルマの持つ最大の性能を引き出すことを楽しむこと」で満足できる「大人」ではまだないようです。
そんなわけで、赤や白の964RSに目が行ったり、修復歴のあるルビーストーンレッドの964RSCSを検討したり、はてはルビーストーンレッドの964Carrera2に引き寄せられたりしている割には、そのどれにも最終的に手を出さないでいるわけです。自分にとっての「911の楽しみ方」がまだ確立していないわけですから、当たり前でしょうか(笑)。でも964cupさんの写真にはまたも強烈な刺激を受けました。マリタイムブルーという原色系のボディカラーとグラマラスなボディ形状を素直に「美しい」と思ってしまいました。見せびらかせる程ビカビカに磨き上げた原色系の964に乗ってサーキットを全開で走る。タイムは996より落ちるでしょうが満足度は今以上に高いカーライフのように思えてきました。
マズイ。シャケンヲトオストキメタバカリナノニ・・・。