驚きのシフトフィーリング
20日間もGT3が目の届く場所にないと精神衛生上あまり宜しくない、ということでアイメックにお邪魔したのだが、たまたま白(キャララホワイトでもビアリッツホワイトでもない)の996カレラ(外見はGT3ルック)が置いてあった。3.4Lエンジンながら希少なHPE、加えて相当手が入っている車とのことだった。運転席をのぞいて見ると、ジュラコンシフトノブに交換されているではないか。しかも、やや運転席側に傾いているように見えた。話を聞くと上記のアイメック製クイックシフトが組まれているとのこと。GT3よりも低く感じるほど下げられたシートに座って(単にミニバンのシート高に慣れただけか?)、シフトチェンジをしてみるとギアがカチカチ入るではないか!あの「グ~ニャッ」っという何とも間の抜けた頼りない感触は微塵もない。初代NSX-R(シフトストロークは当時のF1マシンと同等だとされている)の手首のスナップだけでギアチェンジできる感触に近い。シフトストロークは30~40%ほどの短縮というが、「ガチッ、ガチッ」と入る感触が小気味良い。特に2速3速間、4速5速間の斜めの動きが最高。だが、シフトチェンジには若干純正より力がいるかもしれない。僕のように激硬ミッションオイルを使っている場合は低温始動時に苦労しそうだ。
しかし、これは良い。その場で注文した(爆
余談・・・アイメックのデモカーだった996GT2を筑波で運転した田中哲也選手が、そのGT2に装着されていたアイメック製クイックシフトのフィーリングを絶賛されたそうだ(下にその記事のリンクあり)。
http://www.kobayashiganka.co.jp/gt3/tips/quickshift/quickshift.htm
http://www.imec.co.jp/old_aki/2005_12_29/index.html