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驚きのシフトフィーリング

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ポルシェに乗り換えて不満を感じることは、ある一つを除いて特にない(はずである?)。その唯一の不満はシフトフィーリング。996に乗っている方々には分かってもらえると思うのだが、あの「グ~ニャッ」っという何とも間の抜けた頼りない感触。あれが気に入らないのである。実はE46M3のシフトフィーリングも「グ~ニャッ」であったので、「これがドイツ人好みのシフトフィーリングなのか」と半ば諦めていたのだ(慣れてしまえば気にならなくなるものだ)が、前日運転させて頂いた964RSRは実にカッチリしたシフトフィーリングだった。狙い通り、慣れてしまって気にならなくなっていた「グ~ニャッ」だが、一度カッチリを味わってしまったので不満が首をもたげてしまった。964RSRを運転して首をもたげた不満ではあったが、クラッシュしたことで実はあっさり忘却の彼方に飛んでしまっていた(その程度の不満だったということ)。しかし、1月7日(車が手元から消えて20日目)にポルシェ見たさにアイメックに行った時に三度不満が首をもたげたのである。
20日間もGT3が目の届く場所にないと精神衛生上あまり宜しくない、ということでアイメックにお邪魔したのだが、たまたま白(キャララホワイトでもビアリッツホワイトでもない)の996カレラ(外見はGT3ルック)が置いてあった。3.4Lエンジンながら希少なHPE、加えて相当手が入っている車とのことだった。運転席をのぞいて見ると、ジュラコンシフトノブに交換されているではないか。しかも、やや運転席側に傾いているように見えた。話を聞くと上記のアイメック製クイックシフトが組まれているとのこと。GT3よりも低く感じるほど下げられたシートに座って(単にミニバンのシート高に慣れただけか?)、シフトチェンジをしてみるとギアがカチカチ入るではないか!あの「グ~ニャッ」っという何とも間の抜けた頼りない感触は微塵もない。初代NSX-R(シフトストロークは当時のF1マシンと同等だとされている)の手首のスナップだけでギアチェンジできる感触に近い。シフトストロークは30~40%ほどの短縮というが、「ガチッ、ガチッ」と入る感触が小気味良い。特に2速3速間、4速5速間の斜めの動きが最高。だが、シフトチェンジには若干純正より力がいるかもしれない。僕のように激硬ミッションオイルを使っている場合は低温始動時に苦労しそうだ。

しかし、これは良い。その場で注文した(爆

余談・・・アイメックのデモカーだった996GT2を筑波で運転した田中哲也選手が、そのGT2に装着されていたアイメック製クイックシフトのフィーリングを絶賛されたそうだ(下にその記事のリンクあり)。

http://www.kobayashiganka.co.jp/gt3/tips/quickshift/quickshift.htm
http://www.imec.co.jp/old_aki/2005_12_29/index.html
by minamitsubame | 2007-01-07 15:52 | Porsche