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Porsche Cayman

アイメック走行会でI氏の駆る激速Boxsterに出会ってからというもの、ポルシェのMRモデル、BoxsterとCaymanが気になって仕方ありません。加えて同僚がポルシェへの乗り換えを検討中で、BoxsterとCaymanが候補に挙がっているというのですから尚更です。以前も記事にしましたが、僕はGT3エアロを纏った「見た目重視の986Boxster」が欲しいと思っていました。その気持ちは今も変わっていませんが、ちょっと走りに振ったBoxsterもいいかな、と思い始めています。そして、どうせ走りに振るならクローズドボディのCaymanも良さそうだ、とも思い始めています。

911の型落ちとはいえハイエンドモデルであるGT3に乗っているんだからGT3を乗りこなしてから浮気しろ、とお叱りを受けそうですが、BoxsterとCaymanが持つもう一つのポルシェの良さ、を体験してみたくなったのです。もちろんGT3を手放すことはありませんし、BoxsterかCaymanを増車という形で所有することは不可能なので、それはディーラーでの「冷やかし」で終わってしまうのでしょうが、I氏の駆るBoxsterは「それだけで終わらせたくないなぁ」と思わせるほどの衝撃を僕に残して走り去ったのでした。CaymanとCaymanSの大きな違いはエンジン(Caymanが2.7リッター245ps、CaymanSが3.4リッター295ps)とミッション(Caymanが5速MT、CaymanSが6速MT、ティプトロは両者とも5速)のようです。ボディサイズには違いはありません。
では僕のGT3(996前期型)とCaymanのボディサイズにはどれほどの違いがあるのでしょうか。Caymanのボディサイズは、全長4340mm(GT3比-90mm)、全幅1800mm(GT3比+35mm)、全高1305mm(GT3比+35mm)、ホイールベース2415mm(GT3比+65mm)、車両重量1360kg(GT3比+10kg、CaymanSは1380kg)です。Caymanの方が短くワイドなんですね。車高はGT3の設定が特殊なので単純比較できませんが、996後期型カレラの全高は1305mmでCaymanと同じです。BoxsterとCaymanに興味が出てきてから気付いたのですが、996以降の911(GT2やGT3、GT3RS、GT3Cupなど、いくつかのモデルは除く)とBoxster、Caymanにはオイルパンがエンジン底部に存在します。「インテグレーテッドドライサンプシステム」というものが採用されていることは知っていましたが、GT3には従来通りのドライサンプシステムが採用されているので注意していませんでした。
「インテグレーテッドドライサンプシステム」というのは、ポルシェジャパンHPによると「ポルシェ独自のこの技術は、高速コーナー走行時のような横Gのかかった過酷な条件のもとでも、安定してオイルを供給するシステムです。オイルは左右のシリンダーバンクそれぞれに備わるリターンポンプによって吸引され、スワールポットによって気泡が除去された後、エンジンに一体化されたオイルリザーバーに戻されます。オイルは再び、ここを基点に各潤滑ポイントに送られ、エンジン内を循環します。サーキットを走る時でも、エンジン全体の油圧を一定に保つ信頼性の高いシステムです。」と説明されています。
改めて996カレラやBoxsterのエンジンを下から覗いてみると、GT3にはないオイルパンのような構造物が左右のエキマニに挟まれるように存在しています。これがオイルリザーバーで、ウェットサンプとはクランクシャフトとは隔壁をもって隔てられているという点で異なっているそうです。しかし、そのオイルリザーバーを設置する為にエキマニの立ち上がり方が若干急になっているように思いました。データ上はクランクシャフトの高さはドライサンプ車両と「ほぼ変わらない」とされていますが、エンジンの搭載位置は「少し」高くなってしまったようです。走りの性能の為に、その「少し」に拘ってきたメーカーが「ポルシェ」だと思うと、残念な気もします。気になるお値段はCaymanが633万円、CaymanSが783万円。50馬力の出力アップと6速MTに加えてわずかな内外装の差で150万円の金額差が生じています。

最後にもう一つ。必ずI氏の激速Boxsterにリベンジしたいですね、GT3で(卑怯でも何でもないです。I氏はマジで速かったですから)。今度は彼の車載で僕のGT3のお尻を延々と撮ってもらいたいものです(笑)。
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by minamitsubame | 2007-05-10 22:34 | Porsche