某オークションで購入した中古ARQRAYマフラーを装着しました。GT3用のマフラーは他にもRange、大西ヒートマジック、クライスジーク、J.N.ヒーファイス等がありますが、値段と音量を考慮して大分前から「良いなぁ」と思っていたのがARQRAYでした。今回手に入れたマフラーは使用期間約半年、走行距離約1000kmというもので、多少焼きが入り始めている以外には割れも凹みもない比較的程度の良いものでした。
これは作業前の写真です。エキマニが等長ではないので、カニの足みたいに見えます。今回作業をお願いしたのは、いつもお世話になっているアイメック・ヨコハマです。
純正マフラーを外したところです。触媒は純正をそのまま使います。それにしても、このエキマニはひどい(笑)ですね。NSX(NA1)の純正エキマニを思い出します。ポルシェAGが等長のモノを採用しないのですから、走行性能が大きく変化することはないのかもしれません。コストダウンや最低地上高など、等長エキマニを採用しないのには他の要因もあるのかもしれませんけど。
外した純正マフラーとARQRAYマフラーです。タイコの大きさが全く違います。ARQRAYマフラーはステンレス製ですが、重量もかなり違うようです。両者を見比べてみて、結構音が大きくなりそうな嫌な予感がしてしまいました(笑)。
作業終了後です。マフラー出口がかなりすっきりして見えるようになりました。パイプの取り回しの関係で輪留めに注意が必要かもしれません。「お、マフラー換えてるな」という後姿はやはり良いものですね。
久しぶりの「マフラー交換」でしたが、やはりワクワクします。改造するのはやはり楽しいですね、出費は痛いですけど(笑)。
さて、エンジン始動時の破裂音はやはりそれなりに大きいものでした。しかし、アイドリング時は純正と比べてやや音量が上がり、低音に傾いたレベルだと思います。やや腹に響く感がありますが、現在の住環境でも深夜早朝だけ十分に気を付ければ大丈夫だろうと思います(GT3の出動自体が少ないですし)。
街乗りでの常用回転数(3000回転程度)では、ウインドウを閉めた状態ではほとんど純正と変わらないか、低く響くエンジン音がややうるさく感じる、という印象です。ウインドウを開けると「おお、排気音が太いぜ」というレベル。爆音ではありません。回していくと6000回転くらいまでは音量がより大きくなり、太く勇ましい排気音に感じましたが、それ以上ではエンジン音が排気音に勝っていきます。
パワー的に変化があるかどうかは分かりません。
とりあえず現状では不満はありません(排気音よりクラッチの音の方が耳障りなくらいです)。サーキットを走ってどの程度音量が上がるかが問題ですが・・・。