スキルアップミーティングα with NSX & 964RSR
さて、ツインリンクもてぎを走るのは去年の11月8日以来3ヶ月ぶり。やはりサーキットまで遠いというのが僕にとってネックみたいです。どうしても家から近いFSWを優先してしまいます。しかし、もてぎにはFSWにないタイプのコーナーが多くあり、とても好きなサーキットではあります。そして、この「スキルアップミーティングα」というプログラムですが、これは大のお気に入り。スポーツ走行4本分に十分な昼食とプロの同乗走行(希望者多数の場合は抽選)がついて18000円(TRMC'S会員のみ、一般の方は25000円)。一日中走れてこの金額はお得です。しかもタイムで3クラスに分かれ、上限40台ですから、参加台数がフルでもそれなりに走れます。ほぼ毎月開催されているのも嬉しい限りです。
もてぎは各ピットにエアーが来ていますが、なぜかとても手が届かない高いところに設置されています。2~3ピットに一つずつ脚立を備え付けておいて貰えると嬉しいところです。FSWみたいに大型コンプレッサーを置いてタイヤの空気圧調整ができるスペースがあっても良いと思います。
今日はポルシェの台数が比較的多かったように思います。930から996まで車種も実に多彩でした。ボクスターやケイマン(コースでは出会いませんでしたが)もいました。CクラスにはGT3が3台と964が2台、930が1台(?)、ボクスター(996後期顔で派手な音のするマフラーを着けてました)とケイマンが1台ずつ、計8台のポルシェがいました。来月24日にFSWでトロフィーを控えているせいか、フェラーリは1台も来ていませんでした。
僕はいつものようにジアロモデナの964RSRを操るUTM氏との参加です。左のリヤタイヤがもう終わりそうなのがちょっと不安でしたが、20分を3本までは走ることができました。3本終了時に確認したのですが、左リヤタイヤ真ん中~内側がスリック状態になっていました。FSWをメインで走ると左リヤの消耗が早いです(僕だけかな?)。Cクラスは24台というそこそこ走りやすい走行台数だったのですが、3本走って結局ベストを更新することはできず、14秒台がやっとでした。しかし、同じようなタイヤ条件でUTM氏は11秒台を叩き出していました。おそるべし964RSR(UTM氏のスキルも)。
今回は「ノーミス」と思えた周回ですら横に流れて前に進まない状態で、14~15秒台が限界でした。新品~8部山状態A048のグリップ力を改めて思い知りました。それでも安定して15~16秒台で走れたので走りのムラはなかったようです。RS14のフィーリングを確認することもできました。RS4-4を全てにおいてワンランクアップさせたようなパッドでした。RS4-4より高い制動力、RS4-4と同等のコントロール性、まだ慣れてはいませんが気に入りました。もてぎでは超高速域からのフル制動がないせいか、フロントがダイブするような状況には全くなりません。FSWの1コーナーさえ何とかなれば前後共RS14で良いように思います。