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FSWライセンス取得&スポーツ走行(仮)

2007年からF1「日本」GP開催がほぼ確定的となった富士スピードウェイ(FSW)に行って来た。目的はスポーツ走行用のライセンスを取ることと、その直後のスポーツ走行。新しくなったFSWレーシングコースを走るのは平成17年4月(NSX-Rで走った)以来2度目。ほぼ1年ぶりである。ショップが主催する走行会(大抵高めの値段設定)に振り回されることなく、自分の都合に合わせて走れるようにと、ツインリンクもてぎに続いてFSWのライセンスも取得することにした。どうせライセンスを取るならその後走れる日にちが良いとのことで、26日の講習会に参加することになった。今回FSWに集まったのは、自分とAquaさんとAquaさんのご友人で、自分はライセンスを新規取得しなければならなかった為(かつてはライセンスを持っていたのだが、FSW改修工事の時期に更新が重なり、あえなく期限切れとなってしまった)、朝9時にFSWに到着した。

前回もてぎを走った際にリヤタイヤがスリック状態になっていることに気付き、新たに購入した中古ホイール(SPREAD M7)に新品リヤタイヤを履かせて、今月29日のアイメック走行会に参加する予定だった。しかし、29日は天気が微妙なので今回新品タイヤをリヤに履いて走ることにした。今回選択したリヤタイヤはRE55SのSR2。サイズは265/35-18である。前回履いていたのはA048(M)だったのだが、A048(M)の265/35-18サイズが欠品中で手に入らなかったので前後共RE55Sに揃えて走ってみることにした。ホイールを履き替えたのは当日の午前1時。面倒だったのでかなり悩んだのだが、これは正解だった。右リヤのA048は2部山でもう1回走れそうだったが、左リヤはタイヤ中心部だけが偏磨耗していてほぼスリック状態だったのだ。

今回走行する上で、もう一つ気になるところがあった。それはフロントのブレーキパッド。左フロントだけが異常に減っていて、走行中にブレーキを引きずっているような異音が発生していた(振動もなかったし効きも普通だった)。そこで、ライセンス講習会までの待ち時間を利用して、新品のPAGID RS4-4(通称”赤パジ”、オレンジだけど)に交換した。片側20分程度(ブレーキパーツクリーナーがあればもっと早かっただろう)で交換終了。パッドの固定性がやや悪かった(ここでミスに気付かなかったのは痛かった)が、それでも「ポルシェのブレンボは非常にメンテナンスしやすい」と思った。写真は今まで使っていた純正スポーツパッドだが、左だけ異常に熱が入ったようで均一に減ってはいるものの(キャリパーの動きには問題ないということだろう)、表面は所々炭化しており、隅はかなり崩れやすくなっていた。講習会終了後にリヤのパッドも同じ新品のRS4-4に交換すれば、今回FSWを走る上で憂いは無くなる、と考えていたのだが・・・。

実はとんでもない落とし穴にはまったのである(涙)。

講習会終了後、Aquaさんが申し込んで下さったピットに向かって移動している時に、異変に気付いた。なんとフロントブレーキから以前にも増して大きな異音が聞こえるのである(しかも左右両方)。ブレーキを踏んでいないにも関わらずかなり大きな引きずり音(間違いなくパッドが何かに干渉している音)がしたのだ。「鳴き止めグリスもバックプレートも使わず、おまけに面取りもしていない新品パッドだと、結構ひどい音がする」ということで(ブレーキを踏んでいないのに?純正スポーツパッドの時はこんな音はしなかった・・・と疑問には思っていたが)、そのままスポーツ走行を始めてしまった!走行中、異音はエンジンとミッションの音にかき消されてほとんど聞こえなかった。ペダルの踏み具合も全く普通で、変な振動が出ることもなく、「さすがRS4-4!」と思えるほど制動力は普通にあった(もちろんブレーキングで頑張ることはしなかった)。ブレーキングに集中できなかったのでタイムはみじめなものだったが無事に走行時間30分を走りきることはできた。しかし走行終了後は走行前よりも異音が激しくなっていた。周囲の人がみな振り返るほどで、さすがにこのまま家路に着くわけにも行かず、スポーツ走行を一枠犠牲にしてもう一度チェックしてみることにした。

この後の確認作業だが、写真を撮っていなかったのは失敗だった・・・。

フロントをジャッキアップしてタイヤを外し、まだ熱いキャリパーとローターを眺めてみた。キャリパーには異変はなく、ローターにも変な磨耗はなかった。しかし良く見ると、パッドが正常な位置からずれている。下1/3がローターハウジングに掛かっているではないか!キャリパーの上からパッドを押さえつけるプレートも大きくずれている。さすがに「これはおかしい」と気付いた。パッドを外してみるとオレンジだった座金は真っ白に焼けていたが、パッド表面は意外にも綺麗に磨耗(もちろん斜めにハウジングの跡は付いていた)していた。・・・もうお分かりだろう。

リヤ用のパッドをフロントに組んでしまっていたのだった・・・(T T)

「これはフロントのパッドじゃないんじゃ・・・(滝汗)」と思い、開けていないもう一つの箱を確認すると、そこには正真正銘フロント用未使用パッドが収まっていた(激爆)。GT3のパッドは例えリヤ用であってもかなり大きく(単なる言い訳)、パッと見て「フロント用」と疑問に思うことなく取り付けたのがそもそもの間違いだったのだ。正しいフロント用パッドの固定性は抜群で、「さすがポルシェのブレンボはメンテナンス性が良い」と改めて実感できた(汗)。言うまでもないが、正しく取付し直した後は、異音は完全に消失した。

教訓
1.ブレーキパッド(特にPAGID)を装着する時は必ず箱を両方開けて前後を確認すること(こんな阿呆なことをする奴は他にはいないだろうが・・・)。
2.フロント-RS4-4のリヤ用、リヤ-純正スポーツパッドのリヤ用の組み合わせは意外に前後バランスが良い(完全な負け惜しみ)。


・・・今回はブレーキの異音が気になって全くタイムアタックに集中できず、散々なスポーツ走行だった(涙)。新しいブレーキパッドの感触も前後RE55Sの感触もほとんど感じる余裕がなかった。タイムも2'09"62とみじめそのもの。一緒に走ったAquaさんと途中ランデブーできたが、とてもじゃないが付いていくことができなかった。インフィールドは全くAquaさんに敵わず悲しいほど置いていかれてしまった。自分はブレーキが心配でかなり手前からブレーキングしていたし、ロールの大きさにスピン&コースアウトの恐怖を感じ全くコーナー立ち上がりでアクセルを踏めなかった。Aquaさんは思い切り踏めていろようだったが、ストレートだけは明らかに自分の方が速かった(なんか悲しい・・・)。AquaさんのGT3には大きなGTウイングが装着されており、高速コーナーではトラクションがしっかり掛かる反面、ストレートではドラッグが大き過ぎるようだ。Aquaさんはアラゴスタの1wayを装着しているそうだが、今のセッティング(アライメントも含めて)が相当気に入ったようだった。あれだけ気持ち良さそうに踏めているのを目の当たりにする(2'01"44と好タイムを出していた)と、Aquaさんと全く同じ仕様のアラゴスタが欲しくなってしまう。

今回は色々な意味で不完全燃焼だったが、29日はリヤのパッドもRS4-4に交換してリベンジしたいと思っている(納車以来一回も換えていないブレーキオイルがやや心配ではあるが・・・)。
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by minamitsubame | 2006-04-28 07:56 | Porsche