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さよならGTウイング<H5年式NSX-R>

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SARD製のGTウイング「Fuji」。TAITECの02Rスタイルウイングからグレードアップする形で装着したものだ。SARDといえばJGTCのDENSO・SARD・スープラがすぐに思いつくが、このパーツはさすがレースに参加しているメーカーが作っただけのことはある。剛性感はたっぷりだし、ウイングの角度も5段階調整が可能だ。ステーの高さも標準以外に高いものと低いものが用意されている(自分のものは標準だった)。ウイング長は1600mmの特注品。標準の設定は1700mmと1500mmだったと思うが、1700mmでは長すぎだし1500mmでは短すぎる。ウイング長1600mmはマルガヒルズのGTウイングとほぼ同じサイズだ。

GTウイングは高速コーナーを得意とするNSXには必需品と言われるパーツだ。確かにリヤの安定感ははっきり体感できるほど上がる。80km/hを超えてくるとリヤがどっしりと落ち着いていくのが分かるのだ。この感覚に慣れてしまうと、ウイングを外した時のリヤの不安定さが妙に気になってしまう。

欠点は車検に通らないこと。ウイング自体が車体後方に出っ張っているので、車両の全長が変わってしまうのだ。それ以外にも規定に通らない点がいくつかあるようで、ディーラーではNGを出されてしまった。いちいち外してディーラーに行かねばならず非常に面倒。それさえ我慢できればパーツとしては確実に費用対効果が望めるのでお勧めだ。

今回はある事情から売却してしまうが、お気に入りのパーツだった。

 →7月6日に買い手が決定。新たなオーナーの元へ行くことになった。

<追記>
GTウイングを外した後、高速を思い切り飛ばしてみた。リヤの不安定さが増し、相当気になってしまう。○00km/hオーバーではまっすぐ走ることに全神経を集中させねばならず、車線変更もままならない。「安定感がある」ということがいかに大切かが良く分かる。
by minamitsubame | 2005-06-21 04:44 | Others